「嫌だ」って言ってみる

わが家の大人は、私と、90歳になる義祖母以外は、フルタイムで働いています。

私は、学校に行きづらいわが子のヘルプに、心おきなく応えたくて、

旦那さんと相談して、“時間の融通がきく”を、最優先にしています。

【「嫌だ」って言ってみる】

そうしたら、義祖母の用事やお世話のあれこれも、必然的に私が引き受けることになって、早数年。

先日、子どもと義祖母の通院日が重なってしまったので、

旦那さんが仕事を調整して、義祖母に付き添う手筈を整えました。

その後、子どもの通院日が変更になり、私が義祖母の通院にも行ける状況に。

ああ、じゃあ私がやらなきゃなあ、しかたないなあ…と思って、

#実は私は義祖母が大の苦手

#できれば距離をとって生きたいw

…いや、でも、ちょっと待って。

私がやらなきゃいけない決まりは、ないぞ!?

って、はたと気がついたんですね。

みんなフルタイムで働いていて、私より収入を得ているから。

私がいちばん動けるから。

ほかに誰もしてくれないから。

だけど“=だから私がやらなければ”、ではない!

で、旦那さんに、そのまま伝えてみたんです。

「私は、義祖母の通院に付き添えることになった。

でも、私ができるときは、義祖母のことは何でも私が引き受けるのがあたり前。の状態は、嫌だ。

できることはするし、誰も手が回らないときはしかたがないけど、

私が子どものために作っている時間で、義祖母のあれこれを、あたり前にやり続けるのは、嫌だ。

旦那さんには生活を支えてもらっているし、お仕事の都合が難しければ、私が行くけれども、

私がこういう気持ちでいることは、ちゃんと知っておいてほしい」

#というのを頑張って可愛く伝えたよ

#ハートつけてしゃべったよ♡

私にとって、

“自分が頑張ればできることを、やりたくないという理由で「嫌だ」と言うこと”

は、すごく勇気の要ることで。

#そんな自分ダメだと思うのかなあ?

だけど、旦那さんは「そりゃそうだよね」と聞いてくれたし、

「どっちみち、もう仕事の都合はつけたから」って、最初の予定通り、義祖母の付き添いを引き受けてくれました。

旦那さんが気持ちを聞いてくれたことも、自分が少しずつ話せるようになってきたことも、すごく嬉しかったです!

私の、気持ちを伝える練習は、コンビニでの「このおやつ欲しいな」から始まって。

「○○がしたい」「○○に行きたい」も、ちょっとずつ言えるようになって。

#去年のプペルバレエも

#今度のまんまるうさぎの音楽祭も

話を聴いてもらえると、私も聴こうって素直に思えるし、

自分のやりたいことができていたら、私も旦那さんの自由時間を尊重したいと思うし。

「○○は嫌だ」「○○はやりたくない」を、私が口に出せるようになったら、

家族それぞれが持っている、いろんな好き嫌いのこだわりにも、今よりおおらかに、向き合える気がします。

“尊重する”のは、相手に対しても、自分に対しても、同じなんだな。

自分に優しくできたぶん、人にも優しくできるんだな。

今回、「嫌だからやりたくない」を言ってみて、そんなふうに感じることができました。

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