大人の塗り絵やイラスト練習などをしてみた私ですが、早々と飽きてしまいました。
子どもたちとワイワイ言いながら、落書きや模写をしたり、色ぬりしたりするのは楽しいんです。
「才能の正体」に書かれていた、
勉強が嫌いになってしまう人は、“機械的に覚える”という「技」の練習ばかりをずっとしている。
という言葉が、まさにそれ!
受験勉強のような明確な目的もなく、「好き!」「楽しい!」が持続しないまま、何となく練習を続けるのは難しいですね。
天職を見つけるために、「下手だからできない」とはなから諦めていた絵に挑戦してみて。
少なくとも、この系統のイラストやぬり絵をしたいわけではない、ということがわかっただけでも、一歩前進かな。
でも、小学校低学年ぐらいまでは、ぬり絵は好きだったんです。
夜ふかしすると叱られるので、豆球の小さな灯りを頼りに、ふとんの中で色鉛筆を握った記憶があります。
お姫様のぬり絵が大好きだったんですよね。
懐かしくなって、数十年ぶりに買ってきました。
さっそく塗ろう!
せっかくだから、水彩色鉛筆にします。
微妙な色合い…。
ただ塗っていけばいいわけではないみたい。
少なくとも、リボンを緑や黄緑にしたのは、間違いでした。
やっぱり普通の色鉛筆にしよう。
どう見ても悪役色でしかない。
色を混ぜれば混ぜるほど、気持ち悪いドレスに。
中ではまだマシかな?
目に生気がありませんが…。
このファッションでお散歩に行かれたら、全力で止めますね!
自分の色彩感覚のなさに、啞然とするはめになりました(笑)。
長男が、
「色気持ち悪っ! お母さん、下手くそ! おれにも1枚やらせて」
と塗ったのが、こちら。
いや、可愛いな!
これなら着てみたいと思えるレベルです。
水彩色鉛筆の使い方を教えたら、ひとりで丁寧に塗り上げました。
もともと絵や工作が得意な子うですが、まさか、お姫様ぬり絵も小4男子の方がうまいとは…。
普段、恐竜などかっこいい絵しか見ていなかったので、母もびっくりでした。
やっぱり、子どもたちにやいのやいの言われながらも、一緒にするのが楽しい!
今のところ、私にとっての絵は、親子のコミュニケーションツールのようです。