昨日の『エッセンシャル思考』と併せて、読もうと決めていた本が、これです!
【じぶん時間割の作り方(川瀬はる)】
試し読みで、『時間は量より“満足度”が大切』の章を読んで、
それ、わかる! 私も、満足度を上げたい、質を高めたいと思ってる!
…で、読んでみたくなった1冊。
こちらでは、著者の川瀬はるさんが、
実際に“タイムコーディネート”に挑戦しています。
作中で、はるさんにタイムコーディネートを提唱している、吉武麻子さん。
「タイムコーディネートは、自分の人生のデザイン」
「“自分の心地よさ”を真ん中において、時間のデザインをしていきましょう」
そう話す彼女の言葉選びが、とっても優しくて、好きです。
時間をコントロールするのではなく、“デザイン”する、“コーディネート”する。
時間のコントロール権は、自分が持つのだけれど、時間と“仲良くなる”。
今の自分にとって心地よい時間を、“ブーム”と表現することで、
後ろめたさを感じずに、取り入れやすくなる。
ふり返りをするときは、反省会ではなく“作戦会議”をする。
どれも、軽やかだなあって。
言葉ひとつで、実体の見えない「時間」というものが、
ファッションやインテリアに近い感覚になるんです。
お洋服を羽織るぐらい、気軽にトライ&エラーしていけばいいんだ!
ちょっと模様替えする気持ちで、そのときどきの私に合った時間割を、楽しんで作っていけばいいんだ!
って、思えるから。
川瀬はるさんは、最初に、こんなふうにおっしゃっていました。
「時間に追われる生活を変えられたら、ほんとに嬉しいんですけど、
そもそも疲れすぎていて、生活を変える勇気が湧かないんですよ」
「この生活の、どこか1個でも変えようと思ったら、
全部のバランスが崩れて、ぐちゃぐちゃになっちゃいそうで、
とりあえず今日一日をやり過ごすことを、優先してしまうんです」
仕事が忙しかった頃、子どもが小さい頃の私も、まさにそうだったし。
家族のサポートをするときも、はるさんのように、
「決められた時間に自分を合わせていく」前提でした。
そこからの、ワクワクできる“タイムコーディネート”。
「自分に合わせた時間の使い方をする」に、シフトしていくのは、
衣替えをするのに似ています。
普段の着替えより、ちょっぴり手間はかかるけれど、
やればやっただけ、心地よく過ごすことができるし、
やり始めてみたら、意外とすんなりできたりもする。
タイムコーディネートの始まりも、そのぐらいの緩やかさとワクワクで、
自分の時間割を作ってみよう! が、いいなと思うのです。
で、“時間”という箱の中に、何を入れるか。
この選択と集中に、エッセンシャル思考を使いたい!
まずは睡眠時間の確保から、やっていきます。