やりたいことを「やりたい」と言えるのは、幸せなこと。
私が「やりたい」と言うことを、旦那さんが「いいよ」って、
子どもたちが「楽しんでね」って言ってくれるのも、幸せなこと。
だからこそ、と思っていることがあります。
【やりたいことも、できることも、やる】
自分の「やりたい」に、家族の“許可”をもらう必要は、ないけれども。
“協力”をもらえるようにするのは、私には大事なことなんです。
ひとりじゃできないことが、家族の力を借りてできるようになったら嬉しいし、
私の「やりたい」が、せっかく力を貸してくれる家族の、
「嬉しい」や「楽しい」にも繋がってほしい。
今回私が、神保町への旅費のために、BASEにチャレンジしたのは、
その想いも大きかったのです。
去年、私が初めて「プペルバレエを観に東京に行きたい」と言ったとき、
旦那さんは「いいよー」って言ってくれました。
#言い出すまでにめっちゃ勇気いったけど
#言ってもいいんだって思えた
そして、前回の旅費は、旦那さんが相当にお仕事を頑張ってくれたんです。
日々に困りはしないけれど、余裕たっぷりでもない暮らしの中から、
家族旅行にはちょっと追いつかないけれどと、
私が楽しむためだけの旅費と、子どもたちとのお留守番とを引き受けてくれて。
「せっかく行くんだから」と、お小遣いを準備してくれました。
#そして今はまた
#来年のプペルミュージカルに向けて
#頑張ってくれている旦那さま
それは、遠慮なく受け取らせてもらっていい、家族からの愛なんだと思っています。
だけど、それ“だけ”じゃ、今の私は嫌なんだ、と。
わが家は、収入面を旦那さんが一本で頑張ってくれているぶん、
私には私にしかできないことをやっていて。
ありたい家族の形に向かって、協力して生きている。
その前提はありきで、でも私は、ただただ「ありがとう」って受け取るだけじゃなくて、
私からも、自分にあるものは、ちゃんと贈って生きていきたいんです。
西村和子 さんが読書スポンサーになってくださった、
『52ヘルツのクジラたち』に、こんな言葉がありました。
“ひとというのは最初こそ貰う側やけんど、いずれは与える側にならないかん。
いつまでも、貰ってばかりじゃいかんのよ。親になれば、尚のこと。”
私は、愛情も応援も才能も、大喜びで受け取りたいし、
私からも、丁寧にリボンをかけて、届けたい。
私の世界にいてくれる人たちみんなにとって、そんな自分でありたい。
自分を、ただしく社会に還元する。
豊かな循環の輪に入って、生きる。
だから、やりたいことも、できることも、やる。
今回のBASEクラファンは、その両立の、第一歩でもあります。
引き続き、私を存分に使ってもらって、応援していただけたら、何より嬉しいです!