思いがけない楽しさ

お盆の終盤、地元の盆踊り大会の、お手伝いに行ってきました。

婦人会メンバーとしての、屋台要員です。

#飲み物販売とくじびき担当

【思いがけない楽しさ】

行く前は、すごく気が進みませんでした。

町内の集まりが苦手なんです…!

特定の誰かが、というわけじゃなくて。

熱量の違う人たちが集まって、何かを成し遂げなければならないときの、

噛み合わないちぐはぐ感の中に、立っていることが苦手。

なのですが、屋台のおばちゃん役は、思いのほか楽しかった!

結局、4時間売り子をしていました。

もともと、社会人になって初めての仕事が、接客・販売業で。

第一希望の職種ではなかったのだけれど、やってみたら、めちゃくちゃ楽しかったんです。

とはいえ、販売なら何でも楽しいわけじゃない。

何がよかったんだろう? と、考えてみると…

たぶん、この3つの要素かな。

《①販売と接客に集中できた》

私は今回、準備段階には関わっていないので、そのあたりの事情や人間関係は気にせずにすんだのと。

ほどよく途切れない客足のおかげで、販売と接客に集中できました。

雑念なく“仕事”だけ考えればいい環境は、頭がクリアに働く感じです。

《②客層がよかった》

町内の親子連れや子どもたちがほとんどで、気難しい方は来られていなかったのでw

コミュニケーションを楽しめたのかな、と思います。

社会人になって販売に立ったのも、デパ地下と、スポーツの地区大会の物販で、

どちらも穏やかなお客様がほとんどでした。

#ありがたい

《③期間限定のイベントだった》

ずっと続くわけではなく、その日そのとき限りの販売要員なので、

必要以上に過去や未来を考えなくてもよいのと。

「この期間で、この人たちに向けて、これを売る」が、誰の目にもわかりやすい環境だから、

目指す場所がブレないのがいいなと思いました。 

こうやってふり返るだけでも、ただ販売業が楽しいな、じゃなくて、

こういう条件が揃うと、楽しいが発動する!

が浮かび上がって、おもしろいです。

「あー、だから私、お中元やお歳暮や物産展の催事に入るのが、楽しかったのか!」

って、20代の頃の仕事のひとつが、今ようやく言葉になりましたw

準備を整えてくださった方々と、来てくださった方々のおかげで、

思いがけず、楽しませていただきました。

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