あなたには、あなたの物語がある

長女が、明日で17歳になります。

将来の話をしながら、そういえば、

「子どもにどうなってほしいか」

が、あんまり浮かばないなあ。と思いました。

【あなたには、あなたの物語がある】

もちろん、元気でいてほしいな、とか。

幸せに笑っててほしいな、とは願うけれど…。

両親や祖父母世代が、事あるごとに口にしていたような、

「小学生になったら」「中学生になったら」「高校生になったら」

「習い事をするなら」「就職するなら」「結婚したら」

というビジョンが、明確に浮かんでこないんですよね。

純粋な未来予測としても、私の希望としても。

ぼんやりと、今より少し大きくなった姿を、思い浮かべるだけ。

私は無関心なのか? と考えたこともありましたが、

気になりだすと、とことん気にしたくなる私には、このぐらいがちょうどいいな、って。

昨日の“委ねる”“任せる”と同じで、

あとは楽しみにページをめくるだけ!

が、私には合っている。

#どこまでも物語が好き

考えてみれば、作家さんの世界観が好きだから、本を読むわけで。

そこに私の世界観をねじ込んだら、話がまったくおもしろくなくなるじゃん!

って思うのと、一緒かな。

そして、想像を超えてくる展開が待っているのも、わかっています。

赤ちゃんだった娘を抱っこして、右往左往していた私には、

娘と本の感想を語りあい、概念的な議論を楽しみ、

たくさんの物事を教わる未来なんて、想像もできなかったから。

#めっちゃ楽しい!

生まれてきてくれて、家族17年めを迎えられることに、ありがとう。

健やかに、幸せに、大人になってくれたら嬉しいです。

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