大好きだった祖母を思い出させる、美しい目のモデルさん。
【人生は、いくつになっても素晴らしい(ダフネ・セルフ)】
世界最高齢のスーパーモデルとして、ギネスブックにも認定されているそうです。
1冊目の著書『人はいくつになっても、美しい』を読んだのが、5年前。
彼女の価値観、生き方に触れる内容でした。
2冊目の今作では、人生のあゆみや、ルーツが語られています。
前作と、重複する項目もあるのですが、
彼女の考えや行動には、こんな背景があったんだな…
と、より深く知ることのできる内容です。
人生のすべてが、余すことなく、現在の彼女を作り上げた要素なのだとわかる。
そして、それは、私にも言えることなのだと。
私にもきっと、私を作り上げてくれた、人生のストーリーがある。
寿命を迎えるラストシーンまで、真摯に、夢中に、積み重ねてゆきたいと思いました。
彼女の50代以降の、エピソードの数々は、
40代の今の私よりも、いきいきと輝きに満ちている。
こんな素敵な先輩がいる、と知ってしまったら、
これからの人生、存分に楽しむしかありません!
ダフネ・セルフさん、発売当時の90歳で、
オンラインのモデル養成講座を開いているんですよ。
なんて格好いいんだろう!
『人生は、いくつになっても素晴らしい』は、以下のように、締めくくられています。
“日々、自分の力を発揮し、誰かのために働くことができる――
これ自体が生きていることのご褒美だと私は思います。”
人生の、どのステージを生きていても軸になる、言葉のひとつです。