21.Eテレを見る

好きなことリスト、21番目。

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私が子どもの頃は、教育テレビと呼ばれていたチャンネル。

「おかあさんといっしょ」や「みんなのうた」が大好きで、小さいときは、毎日観ていた記憶があります。

なぜか、大人になってからも好きで、大学時代にひとり暮らしをしていたときも、朝は延々観ていたなあ。

出産後は、子どもと一緒に、朝夕のゴールデンタイムを楽しんでいます。

いや、正確には「子どもが観ている間に、ちょろちょろ眺めながら、家事を終わらせる」かな。

ということで、今日は!

子どもと一緒にのんびり観る

実はただいま、次男が検査入院しており、母は付き添い中です。

体調不良で入院しているわけではないので、元気で退屈そうな息子です。

膝に乗せて、朝の「0655」から「いないいないばあっ」まで、のんびり観ました。

普段は台所でバタバタしながら、上の子どもたちと会話したりクイズを解いたりしながら、観ています。

今日はゆっくりと、朝時間を過ごしました。

それにしても、私のEテレ好きは、なぜ・いつからだったのだろう?

ちょっと思い返してみました。

「うたのおにいさんおねえさん」が好きだった

私は「おさむおにいさん」と「にこにこぷん」の世代です。

うたのおにいさんおねえさんが、それはもう大好きでした。

人見知り激しく、人前で話すなんてとんでもない! という子どもだった私。

今思えば、だからこそ、子どもたちに囲まれて歌うおにいさんおねえさんに、憧れていたのかもしれません。

子どもの頃から、自分は人前で何かすることはできない、絵も工作も下手くそ、唯一好きだったのは本。

だから私は作家になりたい。自分みたいな子どもが、元気になれるお話を作りたい。

ずっとそう思っていましたが、大きくなって人前に立てるようになってから、ふと気がついたんです。

「あ、私、うたのおねえさんにもなりたかった」って。

無理だって、はなから諦めて、夢の候補にすらあげることもできなかったんですね。

それと、もうひとつ思い当たったのが…

小さい子が大好き

小学生ぐらいのときから、赤ちゃん~3歳ぐらいまでの子どもが好きでした。

親戚の子と遊んだり、病院の新生児室を眺めたりするのが、大好きでした。

今でも好きですね。一歩間違えば、不審者かと思われそう(笑)。

早く「お母さん」になりたかった。

だから、小さい子向けの、子どもがたくさん出てくる番組を観るのが、楽しいんですね、きっと。

…そう考えていくと、今こうして母となって、我が子と一緒にEテレを観ているって、すごく幸せな状態なのではないでしょうか。

自分の好きなことをひとつずつしていくと、自分が今、どれだけ満たされていて幸せなのかを、実感することができます。

「好きなことだけして生きていく」って、実はそんなに大げさなことでも、難しいことでもなくて、今ある身近な幸せに気がつける生き方なのかもしれません。

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