図書館で、ひとりめっちゃ嬉しくなる瞬間3選

たとえば、作家さんの名前で「た」のエリアを見ようとして。
探している作家さんの本が並ぶ場所のはじまりに、一発で視点を合わせられたとき。

正確に狙いを定める、ハンターのよう。
嬉しさに、ほくそ笑む。

たとえば、ざあっと本棚に目を走らせていたら、
ほとんど読んだはずの作家さんの棚に、見知らぬタイトルを見つけたとき。

そして、それが名前の近しい別の作家さんの本で、紛れ込んでいただけのとき。
曲がり角で誰かにぶつかるぐらいの確率の、偶然の出会いをおもしろがる。

たとえば、昔読んでいたライトノベルの作家さんの名前が、
一般文芸書に並んでいるのを見つけたとき。

わあ、なつかしい! 頑張っておられるんだ!
私もです。大人になりました。
お互いに重ねた歳月に思いを馳せて、しみじみと嬉しくなる。

図書館は、整然と並び続ける。
本屋さんと違って、新刊や特集コーナー以外は、動きが微細だ。
だからよけいに、偶然の産物みたいな体験や出会いが、嬉しくなる。

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