絵を描いてみる

ものすごく、イライラを抱えていた夜。

このままでは、子どもたちに、取り返しのつかない暴言を吐きそうなぐらい。

これはだめだと思い、紙と色鉛筆を出してきて、無心に色を塗ってみました。

好きな色だけ選んで、ひたすら塗る、塗る、塗りつぶす。

白い紙が色で埋まっていくのは、ちょっと気持ちいい。

おまけに、色が重なった部分が、意外と綺麗な彩りになっています。

これ、絵も描けるんじゃないかな?

というわけで、図工も美術も万年2だった私が、何と気分転換に絵を描いてみることにしました!

まずは、風景を描いてみます。

…出来映えはともかく、気分は癒されてきましたよ。

無言でガリガリと塗っているのを見ていた子どもたちが寄ってきて、「ぼくも~」「わたしも」と、一緒に描き始めました。

次は、子ども好みのものを選んで、鬼とかアイスとか。

すると次男が「恐竜かいて!」と、図鑑を持ってきました。

難易度高いなあ…。

四苦八苦しながら、母、頑張りました。

なかなか力作! もう二度と描ける気がしない!

力尽きた母とは対照的に、どんどん描き上げる子どもたち。

さすがですね。

次男の、何を描いてくれたのかわからない絵。

長男が描いた、スーパーマリオ。

値段がついています(笑)。

それを見て、「私もマリオ描こうっと」と、長女。

直感的に描いていく長男と、細かいパーツにこだわる長女と。

性格出ますね。おもしろいです。

――描き終わる頃には、イライラはどこかに飛んでいました。

子どもたちと真剣にお絵描き、楽しかったです!

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