小学2年生の長男は、ただいま九九の暗記中。
毎日、九九の書かれたカードをめくりながら、唱えています。
私の頃は、教科書の一覧表を見ながらやっていたなあ…などと懐かしんでいたら、
「お母さん! おれ、すごいこと気がついた!」
長男が、興奮ぎみに話しかけてきました。
「あのな! 九九81で、九八72。で、八九72! 九七63は、七九と一緒で、63!!」
9×8と、8×9の答えが同じだということに、気がついたんです!
九九のカードを毎日めくっているうちに。
1の段から9の段まで、唱え続けているうちに、自分で発見したんです!
すごくないですか?
九九の前後の数字を入れ替えても、答えは同じ。
大人にとっては常識ですが、そんなかけ算の法則、子どもは知りません。
一覧表で見たら、同じものを見つけやすいけれど、1枚ずつのカードでは、なかなかわからないですよね。
習う前に気がつくなんて、すごいことだと思います。
「すごい! よく気がついたねえ! かけ算の天才かも!!」
一緒に、喜びを分かち合いました。