自分で考えること

姉兄の影響で、次男もウノをするようになりました。

手札を扇状に手に持つことも、駆け引きをすることも、まだできないけれど。

本人なりに楽しいらしく、

「おかあさん、ウノしよう!」

いつも期待に目を輝かせて誘ってくれます。

数は数えられるので、7枚ずつ配ってもらうことにしました。

「いち、に、さん…」

自分と私の前と、交互に置きながら数え始めた次男、3枚目で「おかしい」と感じた様子。

そう、そのままでは、14までいかないと7枚ずつになりません。

よく気がつきました!

あのね、と教えようと口を開きかけたとき。

次男は自分で、最初から、

「いち、いち、に、に、さん、さん…」

それぞれの枚数がわかるように、ひとつの数を2回ずつ数えながら、配り直しを始めました。

――私が何も言わなくても、おかしいなと気がついて、さらに解決方法を自分で考え出したのです。

四則演算を理解している年齢なら当然かもしれませんが、次男はまだ、数を数えるのが関の山。

けれど、自分で考えて、答えを出したんだ…。

感動するとともに、子どもの考える力に圧倒されました。

本当に、すごい。

これこそが、真の意味での学びだな、と思います。

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