同じ町内の友達の家には、自転車で1人、行き来している長男ですが。
町外の方、特に国道を渡っての外出は、親も一緒でした。
信号はあるものの、車の通りが激しく、子ども1人で渡るには心配な場所だったためです。
ところが今日、長男と2人で、国道向こうまで用事に出かけたときのこと。
途中で飽きたらしく、「おれ先に帰ってもいい?」と言い出しました。
一瞬迷いましたが、「いいよ」と答えました。
「じゃあ、信号を渡るまで、お母さん見送るね。そこからは、気をつけて帰ってね」
そう伝えて、長男の背中を見送ります。
まだ危なっかしさはあるものの、きちんと車通りを確認しながら遠ざかるのを見て、成長したんだなあと思いました。
生まれたときから姉がいたので、いつも長女の後ろをついて歩いていた長男。
引っ込み思案なところもあり、1人で外出もなかなかできず、困ったときはいつも、姉が代わりに声をあげてくれていました。
けれど、こうして確実に、自分でできることが増えていくんですね。
あたり前のことなのですが、それを忘れないように。
子どもたちの「はじめて」を、応援したいです。