次男の大きさ

次男をちょっと叱りすぎたかな、と反省していた日のことです。

朝、忙しい時間帯と、次男の「イヤだ!」が重なり、つい怒ってしまったけれど。

そんなに叱らなくてもよかったなあ、と思い返しながら、ひとり昼ごはんを食べることにした私。

いつもはダイニングテーブルで食べるのですが、今日はたまたま、小さなミニテーブルを使いました。

次男が普段、おやつを食べたり、お絵描きしたり、よく使っている折り畳み式の机です。

次男がちょこんと床に座ると、ちょうどいい高さになります。

私も何気なく、同じように座ったのですが…低い! 腰が痛い!

20センチほどの高さしかないテーブルは、大人の食事には向きませんでした(笑)。

――次男は、この低い机が、ちょうどいいぐらいの背丈なんですよね。

口が達者で態度もでっかく、腹の立つ物言いや余計な一言も多くて、こちらも本気で苛立ってしまうこともありますが。

昔と比べたら、ずいぶん大きくなったなあと感じる毎日ですが。

それでも、まだまだ、4歳の子どもなんですよね。

ミニテーブルの前に座っている、小さな背中を思い浮かべて、申し訳ないような、切ないような気持ちになりました。

帰ってきたら、謝って、たくさん抱きしめて、今日1日の話を聞こう。

今朝は、ごめんね。

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