【note詩】こころふるわせ
雨の音にざわめき燃える夕焼けに震える 揺れる花にさざなみを静かな月に凪を見る わたしのこころは大変にいそがしい いつも ...
雨の音にざわめき燃える夕焼けに震える 揺れる花にさざなみを静かな月に凪を見る わたしのこころは大変にいそがしい いつも ...
学校は 不思議なところ 生徒でも先生でもない私は異世界に迷い込んだ異物のようだ 生徒だったころ確かに私は そこにいて 私...
家族になってなんでもないよ と笑うのはきみの癖だと知りました 今日の なんでもないよ は声が弾んで嬉しそう何かいいことあったかな ...
幸せは 花束のよう うれしいな たのしいなよかったな ついてるな たくさん見つけてきゅっとリボンを結んだら 素敵な一日に...
自分のからだを自分で なでる 子どもを慈しむようにふたつの手で なでる だけど右手には左手しか届かない左手には右手しか届かない...
ゆっくりと流れてゆく時間が 好き 風のない日にたぷん と浮かぶ雲のような 秒針のない時計のような暮らしが 好き
あますことなく関わってほしくてたまらない愛しさにあふれたひとが いる どうして ここまで関わらせなければならないのかと遠くにやりたい...
急に雨が降り出した窓に打ちつける音がした ガラス越しに雨に打たれて私はなにもかも心配になる あの子は傘を持っているか体はさぞ冷...
まるで それが世界のすべてだとばかりに きみに恋をしていたわたしは恋のうたばかり 綴っていた 平安貴族のように文字にしたためた...
いい母じゃなくてごめんね いい妻じゃなくてごめんね あれもこれもできなくてごめん わたしずっと謝ってた だれにも責...