【note詩】心に残る
波がひいたあとにはなめらかな砂しか残らないように生きてゆこうと思ってた もしも できるなら貝殻のプレゼントをそっと置いてゆこうと思っ...
波がひいたあとにはなめらかな砂しか残らないように生きてゆこうと思ってた もしも できるなら貝殻のプレゼントをそっと置いてゆこうと思っ...
子どもを抱いて眠っていた 両腕じゃ足りない毎日だった 子どもを抱いて眠らなくなって ふとんの広さにおどろいた 腕の...
喜ぶ顔が見たくてさ きみが笑うと嬉しいから いつだってがんばれる気がしてる
伝えなかった言葉たちに リボンをかけて未練がましく いつまでも眺めている
お母さんががんばると 子どもはごろごろしている お母さんがごろごろしていると 子どもがてきぱき動き出す どちらもつ...
あたまが忙しいのか からだが忙しいのか こころが忙しいのか
はみ出しそうなきみへの思いが なにひとつ書けないでいる
視線の先にあるものが 愛だったらいいのにな
冷めないうちにココアを飲む ふたつの手でカップを包んで わずかなぬくもりを惜しみなく受ける その刹那さは母に似ている ...
地平の向こうのしあわせと 空の向こうの未来とを 彼方を生きるきみに贈る