【note詩】伸びる
伸びをする 空に向かって葉っぱのように伸びをする 寝っ転がって根をはるように伸びをする わたしは地球の生き物だ
伸びをする 空に向かって葉っぱのように伸びをする 寝っ転がって根をはるように伸びをする わたしは地球の生き物だ
雨が まだやまない 神さまそんなに泣かないで わたしの涙もあふれそう
むわりとまとわりつく暑さが苦手で そんな日は風をはらむスカートをはく
今日はおちゃわんを洗いたくない シンクにつけおいてひとやすみ やっとこさ洗ったらひとやすみ 寝る直前にようやく拭いて片づ...
信じなければできないことがありました あるときは力になり あるときは鎖になり それでも信じていたいと願うのでした ...
肌を焦がすようなむわりとした夏風が ぴりりと肌を刺す冬風になるまでの つかの間 静かに過ぎゆく季節 会いにゆきたい人がい...
からだの奥からどうしようもなくあふれるものを 私は そこに私のかたちで描くしかなかった
くるくると風のかたちに回っている そよぐ風に色をぬるクレパスのよう
寝つけない夜自分のからだをなでてみる やさしさをこめるほどに なぜだろう泣きたくなる やさしさを受けとるほど泣きたくなる...
やさしさを絵の具のように塗り重ねてゆく そうして 世界がやさしい色に満ちてゆく