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【note詩】一緒に

自分のからだを自分で なでる 子どもを慈しむようにふたつの手で なでる だけど右手には左手しか届かない左手には右手しか届かない...

【note詩】日暮れどき

急に雨が降り出した窓に打ちつける音がした ガラス越しに雨に打たれて私はなにもかも心配になる あの子は傘を持っているか体はさぞ冷...

【note詩】恋告げられぬ

まるで それが世界のすべてだとばかりに きみに恋をしていたわたしは恋のうたばかり 綴っていた 平安貴族のように文字にしたためた...

【note詩】いいわけ

いい母じゃなくてごめんね いい妻じゃなくてごめんね あれもこれもできなくてごめん わたしずっと謝ってた だれにも責...

【note詩】愛情

「おかあさん」と よばれたら手をとめて 顔をみて「なあに」と こたえる それだけのことなのにできないわたしがだいきらいだ それ...