【note詩】美術館
その絵の前に立ったとき私は一歩も動けなくなった 魂が吸い込まれたようにあるいは雷に打たれたように その絵の前に立ちつくし私は一...
その絵の前に立ったとき私は一歩も動けなくなった 魂が吸い込まれたようにあるいは雷に打たれたように その絵の前に立ちつくし私は一...
こころがからだが歓喜する 花ひらくいのちがあふれる
覚えるぐらい何度も聞いた昔ばなしを 昨日も今日もくりかえすおじいちゃん 今日も明日もうん うん ときいている私
天使が 宝石箱をひっくり返したような星空でした 目をまんまるにして星より輝く笑顔で喜ぶ君が愛おしい そんなに見上げたら首が痛く...
寝たいときに眠り起きたいときに目覚める それだけのことがままならない世の中だ
深く潜りたいのか高く上りたいのか いずれにしても私は知りたい そこから見える世界のことと たどり着いた瞬間の私の気持ちを...
言葉が浮かんでは消えるので 言葉が浮かんだら文字にすることにした 次から次へと形にして積み上げたら 持ちきれないほどたく...
海辺に暮らしておりますが海へ泳ぎにはゆきません 海風のそよぐ窓辺に腰かけ読みかけた本を開きます どうぞ笑ってお許しください言葉...
言葉のひらめきは泡のように ぷくりと浮かんでぱちんと消える 消えてしまう前に魔法をかけて 空高くまで飛ばしてみる ...
子どもたちが安眠用の音楽を流しはじめた それを聴きながら誰よりもいちばんに私が眠りに落ちてゆく 母の耳は素直だから音の響きには...