
【note詩】ART
からだの奥からどうしようもなくあふれるものを 私は そこに私のかたちで描くしかなかった
からだの奥からどうしようもなくあふれるものを 私は そこに私のかたちで描くしかなかった
くるくると風のかたちに回っている そよぐ風に色をぬるクレパスのよう
寝つけない夜自分のからだをなでてみる やさしさをこめるほどに なぜだろう泣きたくなる やさしさを受けとるほど泣きたくなる...
やさしさを絵の具のように塗り重ねてゆく そうして 世界がやさしい色に満ちてゆく
その絵の前に立ったとき私は一歩も動けなくなった 魂が吸い込まれたようにあるいは雷に打たれたように その絵の前に立ちつくし私は一...
こころがからだが歓喜する 花ひらくいのちがあふれる
覚えるぐらい何度も聞いた昔ばなしを 昨日も今日もくりかえすおじいちゃん 今日も明日もうん うん ときいている私
天使が 宝石箱をひっくり返したような星空でした 目をまんまるにして星より輝く笑顔で喜ぶ君が愛おしい そんなに見上げたら首が痛く...
寝たいときに眠り起きたいときに目覚める それだけのことがままならない世の中だ
深く潜りたいのか高く上りたいのか いずれにしても私は知りたい そこから見える世界のことと たどり着いた瞬間の私の気持ちを...