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【note詩】つばめの朝

朝になったので窓を開けましょうと 思ったら 目の前の電線でつばめたちがおしゃべり中でした 驚かさないように音を立てずに息をひそ...

【note詩】ぼんやり

ぼんやりした味は好きじゃない ぼんやりした頭はなんとかしたい ぼんやりした色は癒やされる ぼんやりした心は嫌いではない ...

【note詩】夏時雨

雨がふると言葉が落ちてくる 葉っぱをぬらす雫のように 頭のなかにぽつり と言葉が落ちてくる 土にしみこむ水のように ...

【note詩】産み流れる

たったひとつの希望がどろりと流れていく 悲しみも 絶望も憎しみも 羨望も すべて流れてしまえば無垢でいられただろうに 感...

【note詩】夏の朝

スカートがふわり 風をはらむ ちょうちょみたいにひらひら揺れた 唇にほんのり色をのせて お姫様のようにおすましして ...

【note詩】雨粒

水たまりを打つアスファルトを打つ 屋根を打つ花びらを打つ わたしのからだも等しく打たれて 世界の一部に溶けてゆくようだ ...

【note詩】ジコカクシン

私の場合。 自分を変えるには自分のことが自分でわからないと変われなかった。 自己革新には自己の核心を自己確信することが必要だっ...