63.1週間ぐらい旦那抜きで実家に帰る

好きなことリスト、63番目。

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お盆は、実家に帰省しています。

実家に帰るのが好きだなあと思うようになったのは、結婚してからのことです。

ひとり暮らしの頃は、若かったのと、自由を満喫していたのとで、それほど感じなかったのですが。

実際に自分が家庭を持ち、旦那さんの家族と一緒に暮らすようになって初めて、生まれ育った家の気楽さがわかったように思います。

どちらかといえば厳しい家庭でしたし、昔は早く家を出たくて仕方がなかった私。

けれど、価値観や前提の違う、他人だった人たちと家族として生活する、という経験を通して、

どんな実家だったにせよ、自分の予想の範囲内でコミュニケーションがとれる家って、気を緩められる場所のひとつなんだ、と気がつきました。

重要なのは「旦那さん抜き」

旦那さんが嫌いなわけではないんですよ(笑)。

理由は2つあって、ひとつは実家のライフスタイルによるものです。

旦那さんの家は本家で、もともと3世代同居があたり前。家族的な民宿もしていたので、人の出入りも、さほど気にしません。各自が好きなように過ごしているので、起きる時間も、食事時間も、出かけるのもバラバラです。

私の実家は分家で、祖父母と同居はしていませんでした。両親とも実家が商売をしており、しょっちゅう人が出入りするのがあまり好きではなかったと聞いています。

そのためか、気軽に友達を呼びづらい雰囲気が、何となくありました。お客さん=おもてなし、の色が濃く、迎える方も迎えられる方も、気を遣ってしまう。

また、基本は家族みんなで行動なので、起床・就寝・食事・お出かけ、ずっと一緒です。

そこに旦那さんが入ろうと思うと、旦那さんは合わせるのが大変だし、両親は気を遣いすぎて大変だし、私はその間に立って気を遣うのが大変。

もちろん、楽しめる部分もありますが、長く滞在すると、お互いにしんどくなってくるのが、ひとつめの理由です。

もうひとつは、旦那さんがいると、私はやはり「別の家庭を持った自立した人間」として、動かなければなりませんが。

旦那さん抜きだと、純粋に「娘」「子ども」として過ごせるので、気楽だからですね。

それでも、やはり年齢を重ねたぶん、昔の両親と私ではないので、いつまでもそのままではいられません。

そういった意味でも、1週間ぐらいの帰省が、いちばん楽しめて、好きです。

お父さん、お母さん、今回もお世話になります。

どうもありがとう。

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