【詩】うたたねのあと 2023/6/27 詩 泥のように眠ると いうけれど 眠りに落ちてゆく瞬間はずぶずぶに溶ける泥なのに 起き上がったとき体がかちこち痛くって すっかり干からびた泥をばきりとほぐしながら まるで化石発掘のような目覚めなのである