今日は、昨日の続き。
家事の“先取り”のお話しです。
【わたしの先取り家事】
“細切れ”で、家事が小さなタスクに分解されたので、
「ついでに、これだけしておこうかな」
が、できるようになりました。
疲れたなあ…と思ったとき、作られていた一品料理や、
綺麗に畳まれた着替えに、救われることがある。
子どもの「一緒に○○しよう!」に、余裕をもって向き合える。
過去の自分に、助けられているんですね。
とはいえ、常に先取りばかりしていたら、それはそれで時間が足りなくなってしまうので。
#家事には終わりがないから
#先取りにも終わりがない
#区切りつけるのが下手です
自分なりの「ここまで」の基準が、私には必要だなって思います。
で。
この夏休み初期、いったん先取り家事をやめてみたんです。
#平日は親も子も忙しいから
#余裕を失うかもなチャレンジはしづらい
子どもに合わせて寝起きして、
「お腹がすいた」と声が上がってから、ごはん何しようか? と相談して。
散らかって、汚れが気になってから掃除をして、
洗濯物を干す段になってから、前回の洗濯物をしまう…みたいなw
結果、時間の余裕はなかったです!
#一日のスケジュールがどんどん後倒しになる
でも、余裕がないゆえに、手を抜く部分を作らざるをえないので、
あれもこれも…となりがちな家事の先取りを、精査できた。
先取りは、
“明日の私が嬉しくなる、ワンアクション”がいい感じです!
張りきって、やりすぎない。
#先取りのための時間を作ることはしない
野菜を切るときに、余分に切って冷凍しておくとか。
明日の朝起きて使うものを、セットしておくとか。
ゴミ出しの前日に、ゴミをまとめておくとか。
出かける前に、ベッドメイキングをしていくとか。
早めに冷茶を作っておくとか。
細切れでできた余裕に、小さなワンアクション。
このあたりが、私のちょうどいい先取り家事かな。
と、思っています。
――それにしても。
主婦になって以来、何十年と取り組んできた家事は、
どこまでいっても、そのときどきの最適解があるだけで、
永遠のベストセラー的な方法があるわけではなく。
苦手だからこそ、試行錯誤の余地というおもしろさがある。
そう考えると、すすんでやりたい好きなことと、手放すべき苦手なこととの間の、
グラデーションを楽しむ体験を、今の私は、させてもらっているんだろうな。