「なぜ、どんなふうに戦争が起こるのか」
子どもに聞かれて、しっかりと説明できなかった私。
あなたと友だちが喧嘩する、それが国同士になったら戦争になるね。
そのときは、そんなふうに話しました。

今なら、この絵本を渡すでしょう。
人はこうして、戦争を作り出すことができてしまうんだ。
シンプルに理解できる絵本です。
本のなかにも書かれているけれど、一見ばらばらのピースなんですよね。
お金の話、教育の話、安全保障の話、報道の話。
どれも小さな変化で、違和感。
それを組み合わせていくと、戦争という大きな絵ができあがっている。
知らずにいるって、すごく怖いことだと思います。
読者であろう子どもたちに、
この絵本は、こんなふうに語りかけます。
”ここに書いていることが
ひとつでもおこっていると気づいたら、
おとなたちに、
「たいへんだよ、なんとかしようよ」と
言ってください。
おとなは、「いそがしい」と言って、
こういうことになかなか気づこうとしませんから。”
大人として、耳が痛い。
事実だから、ですよね。
平和な世の中で生きたいし、子どもたちにも平和を残したい。
小さな小さな一歩だけれど、まずはこの絵本を読めて、よかったです。