きみの背中を見送る日。

末っ子を、玄関で見送る日が来ました。

保育園へ、5年とちょっとの送り迎え。
小学校に入学してからは、集団登校の集合場所まで、
毎朝、一緒に歩いていきました。
朝は車通りが多いのと、行き渋りもあったので、見守りをかねて。

手をつないで、暑いねえとか、寒いねえとか言いながら。
ここ最近は、ゴミの日には、ついでにゴミ袋を持ってくれたりして。

職場の人にも「毎朝、見かけてたよ」って言われるぐらい、
毎日、一緒に家を出て、歩いていた。

その末っ子が、昨年度の3学期最後の日に、
「先に行くよ」って言ったんです。
はいはい、待って待って、と私も続いて家を出ました。

今までは、私が行くまで、玄関でちんまり待っていたのに。
これは巣立ちが近いぞ、と感じた年度末。

そして、いよいよ新年度。
小学5年生になった末っ子は、
「いってきます」と玄関を出て、扉を閉めました。

私は「いってらっしゃい」と手をふったあと、
扉を少しだけ開けて、角を曲がるまで、彼の背中を見送ったのです。

学年の中では、まだ小柄な息子。
末っ子という立ち位置もあいまって、よけいに小さく見えていた息子。
だけど、5年前にはランドセルに埋もれていた背中は、ずいぶん大きくなりました。

かっこいいなあ。うれしいなあ。
またひとつ、こうして手が離れていきます。

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