37.自転車で散歩する

好きなことリスト、37番目。

関連記事です↓

好きなことを100個、書いてみる

いつから好きに?

やってみようとしたときに、ふと疑問に思ったのです。

「自転車で散歩」って、一体いつから好きだったのかな。

乗れるようになってから、小学生の間は、友達と乗って遊ぶことはあっても、ひとりで用事もなく出かけることはありませんでした。

中学生・高校生の頃は、通学手段であり移動手段だったので、ひたすら乗ってはいましたが、それでも散歩はしなかったはず。

それ以降は、バス・電車・車を使うことがほとんどで、自転車は持ってすらいませんでしたし。

久しぶりに乗ったのは、長女を保育園に送り迎えする頃でした。

ちょうど、今の土地に引っ越してきたばかりで、車の運転にも慣れていなかった時期。

…それだ!

まだ見知らぬ場所だったこのあたりを、自転車で少しずつ走ってみるときだけ、慣れない暮らしの緊張から解放されていたのです。

当時の私にとって、「自転車で散歩する」のは、気を緩められる唯一の時間だったんですね。

今ではかなり知った道も増えましたが、改めて、目的地なしで散歩してみることにしました。

自転車をこいで

ふと目の前に現れる、綺麗な景色。

奥には何があるのか、入ってみたくてたまらない路地。

そういうものの、ひとつひとつに、立ち止まったり寄り道したりできるのが、自転車の素敵なところ。

車だと、気になってもいちいち停めたり曲がったりしにくくて、結局は素通りになってしまうんですよね。

ふらふらと路地に入っては、行き止まりで引き返す私は、不審者に見えないかなあ…と心配しながら、走ってきました。

ぱっと開けた道の先に、水平線が見えたり。

畑の中の道に、赤い花が高く伸びてはみ出してきていたり。

もしかしたら、この道の向こうは、違う世界につながっているかも! と思うような角を、曲がる瞬間。

何だか、わくわくします。

楽しくなってきます。

好きなことをしていって、毎日がこんな時間と気持ちの積み重ねになるのなら、素敵ですね。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする