寒くなると、朝なかなか布団から出られません。
夏の間は日の出が早く、朝の光を浴びて体を伸ばすのも気持ちよかったのですが…。
最近は、布団から手足を出すのが、また寒い(笑)。
こんなとき、いつも思うんです。
ああ、また起きられなかったなあ。今は間に合うけど、これから子どもたちが大きくなったり、私が仕事を始めたりして朝が早くなったときに、困るなあ…。
今のうちから、ちゃんと起きられるようにしておかなきゃ、って。
でも、最近になって気がついたんです。
「明日はお弁当作らなきゃ!」「朝から出かけるんだ!」などと、用事があるときは起きられているし、間に合っていることに。
確かにその日は、慌ただしかったり疲れたりすることもあるけれど、ちゃんとできている。
つまり、必要ならできる!
ただ、必要がないのに毎日その緊張感を持つのはしんどいし、休みも必要だよ。
どうなるかわからない、いつかの未来を心配するより、今この瞬間を大事に暮らそう。
布団から出られない日や、何だかやる気が起きない日は、自分の体が、そう教えてくれているんじゃないかな。
――お寝坊の理由を、布団の中で考えていた朝でした。