毎日、おおむね穏やかに過ごしています。
心を波立たせる出来事がないわけではありませんが、心地よい凪のような暮らしです。
それは、母としての私の望みでもあるけれど。
穏やかさとは真逆の環境で、挑戦を重ねてヒリヒリした毎日を送る人を見ると、ないものねだりのうらやましさが、ちょっぴり湧き上がります。
だからといって「そうなりたいな」と思うのとは違う、不思議な感覚なんです。
私はずっと「お母さん」になりたかったので、今の我が子たちに出会えない人生は、選びません。
そして、私が子育てにフルスイングするには、基盤となる暮らしの穏やかさが必須です。
だから、現状に不満はないのだけれど、「子どもがおらず、身ひとつで挑戦に生きる暮らし」は、子育てがリアルではなかった10代や独身時代と重なるんですね。
良くも悪くも、自分自身にいちばん力を注いでいた時期で。
今、違う環境で生きる人を「いいなあ」と思う理由は、その時代への懐古があるのかもしれません。
何にせよ、私は「私」を生きるだけ。
今日も明日も、大切な子どもたちを見守りながら、盛りだくさんの母仕事が待っています!
楽しくて、大変で、愛おしい日々。
頑張ろう!