初めての環境で

次男が、大学病院で精密検査を受けることになりました。

出産時にお世話になって以来なので、本人はまったく記憶になく、初めての場所です。

私も久しぶりだったので、案内図を見ながら院内を探検しました(笑)。

システムもわからないながら、受付や検査や診察といった流れは、経験上なんとなく理解できます。

けれど、次男はずっと緊張しているようでした。

検査そのものに対してだけでなく、初めての病院・初めての看護師さんや技師さんなど…。

「病院」という場所自体も、検査自体も、まったく初めてではありません。

ただ、行き慣れた病院とは違う環境で、神経を尖らせているように見えました。

終わったあとも、普段の受診よりぐったりとお疲れで。

大人は、初めての環境でも、今までの経験から予測して動けることが多いけれど。

子どもにとっては、想像以上にストレスがかかるものなのだな…と、改めて思いました。

この気持ちの張りつめ方は、小学校に入学したばかりのときと同じです。

全力で目の前の環境に適応し、力を使い果たしては、また立ち上がり。

少しずつ、少しずつ、慣れていく。

こうして積み重ねた体験が、生きる力のひとつひとつに繋がっていくのかもしれません。

ともあれ次男、お疲れさま! よく頑張りました!

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