「おしゃべり練習」の目的を考える

先日、Stand.fmに初挑戦してみました。

ただ「おしゃべりの練習をするぞ!」と意気込んでも、迷走するのは目に見えているので(笑)。

まず、動機や目的を、ちゃんと整理したいと思います。

「うまくしゃべれるようになりたいな」と思うのは、会話でのよりよいコミュニケーションを、取れるようになりたいから。

私にとっての「現状より良い会話でのコミュニケーション」とは、

自分も相手も、お互いに“楽しく”“心地よく”会話が続けられる

です。

なので“話す”も“聴く”も、どちらも必要。

今回、Stand.fmに挑戦することで強化しようとしているのは、“話す”。

自分が会話に詰まっているときは、脳と喉と唇が緊張していて、うまく繋がっていません。

思いを、言葉を、声に乗せることができないんです。

だから、その「思考→発声」をスムーズに繋げて、強化していくトレーニングをします。

まずは発声練習のつもりで、話してみようと。

昔、高校演劇をやったときに感じたのですが、

“台本という言葉を脳内に入れる→自分の声として発する”

という動作を滑らかにするのは、とにかく練習と慣れです。

話すことも、たぶん一緒で。

話術を生業にする人なら話は別ですが、普段の暮らしに支障がないレベルの“話す”までは、努力でいけるはず。

絵本の読み聞かせや、国語の音読などは好きだったので、そのあたりから試してみようかな?

ちなみに、上記の内容は「考える→話す→書く」の順でやってみました。

私は普段は「考える→書く→話す」がやりやすいタイプ。

たとえば発表や相談事のような、まず自分が単独で話す必要があるときは、文章に書いてから・メモをまとめてからにするのですが。

今回は、先にStand.fmで、話しながら考えてみました。

いつもと逆のパターンは、やっぱり難しかった!

先に書いたものは、記憶に残りやすく、話しやすくなるのに対して、

先に話したものは、内容をぼんやりとしか覚えられなくて、自分の音声を聞き直さなければ、文章にできませんでした。

両方試してみて、ひとつわかったのは、私は言語化は決して苦手ではないし、好きだということです。

ただ、ものすごく遅い。

だから、自分の言葉で語れるまでに、じっくりと思考を深められる、まとまった時間が必要なんです。

話していて言葉に詰まるのは、言葉の保有量の少なさが原因ではなく、

脳内の適切な言葉を、瞬時に引き出す力が弱いから。

小さな音声発信を積み重ねて、どれぐらい強化できるのか、やってみます。

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