千田琢哉さんの本は、気持ちに元気があるときに読むことが多いです。
前進するパワーに満ちていて、それに見合う力がないと、読み込めないので。
自分に受け取る力があるとき、人生を押し動かしてくれる著者だと思います。
今回の本では、「お金はブーメランである」という前提のもと、仕事・時間・人間関係・恋愛・人生のカテゴリーに分けて、お金の使い方に触れていました。
まず、この「前提」が大事ですね。
前提を、きちんと自分にインストールしてから読まないと、理解しがたい本になってしまいます。
エネルギーは循環するもの
お金の考え方や使い方について、これまでに読んできた中で、私が共通して受け取ったメッセージは「循環させる」ということでした。
お金は、使わなければ、入ってはこないこと。
お金を持つことのみに囚われるのではなく、使ったお金に伴う人脈や、自分自身への投資も、立派な財産であること。
このような考え方にシフトしていくことで、ずいぶん救われた気がします。
千田さんの本から、私が特に力をもらえるのは、「読書」に対する投資の大きさです。
この語り口で、はっきりと言い切られると、迷いが吹き飛びますね。
自分にかけるお金が明確に決められていない我が家で、家計を預かる身としては、大好きな本を買うことすら、ためらってしまうことがあります。
でも、絶対に、自身の資産として戻ってくる。
形はわからないけれど、読んだものは、私の財産になる。
心から、そう思えるようになりました。
私もまた、愛を込めて、お金のブーメランを投げていきたいと思います!