小説好きには、気になる1冊!
「プロになるための方法」と書かれていますが、ハウツー本ではありません。
作家さんたちの人生観、哲学、生き様、仕事への向き合い方…。
そういう根っこの部分や、歩んできた歴史を味わうことができます。
「こうしてあの小説たちが生まれてきたのか」と思うと、物語への感慨も深まります。
眺めているだけで楽しいので、最高の履歴書だなと(笑)。
現在に至る背景やスタイル、編集者や読者への思いは千差万別でしたが。
実際に小説を書いていた身としては、1日の執筆時間や枚数が、人によってこんなに違うのか! というのがおもしろかったです。
もっといろんな作家さんの履歴書も、見てみたくなりました。