さみしい夜にはペンを持て(古賀史健)

ずっと読みたかった本!

ついに買いました!

【さみしい夜にはペンを持て(古賀史健)】

この本、すごいよ…!

“ことばで書く”感覚を、こんなにわかりやすく表現していることに、感動して震える。

わかりやすさに感動しているわけじゃなくて、

“わかってくれている”ことに、全身全霊で歓喜する!

そうなの、それなの! っていう、見えない心の手ざわりを、

見えるように、聴こえるように、ていねいにすくい上げてくれている、

その共感、共振に対する感動です。

あと、やっぱり、わかりやすく伝わってくる、まっすぐな感じは気持ちがいい。

#変化球でなくストレートで

私がこうして「書こうと思って書く」ときに、ためらいとか迷いって、少ないんです。

もちろん、どんな言葉で、どんなふうに伝えようかと、

本の中の言葉を借りるなら、色鉛筆やペン先や消しゴムを駆使して、考えるのですが。

書きたいと思うものに、私のカメラは自然と視点が合ってゆくから、

「書くことがない」「何を書けばいいのかわからない」感覚が、なかなかつかめなかったんですね。

それが、これを読んで、ああそういうことなのか…って。

書くときに、自然にやっていることを、

わかりやすく言葉に落とし込んだら、こうなるんだ! って。

脳の認識と手ざわりが一致した、気持ちよさがありました。

この本は「書く」を表現することに特化しているのだけど、

私が好きな物語を使ってくれているので、没頭からの納得が、これまた快感でw

感情曲線に乗っかって読むのが、私は大好きなんだなあと思いました。

楽しかった!

そして、友達ができたみたいに嬉しかった。

書くしかなくて書いていた、昔の自分にも、贈ってあげたい1冊でした。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする