幼なじみの恋に、きゅんっ! とする漫画です!
【2歳差の幼なじみ(イトノコ)】
小さな頃と、青春期の対比のイラストが、まず可愛い。
このあたりは、つい親目線で「成長したよね…」という「きゅん」ですね。
ふたりの恋模様は、現在進行形ではなく、懐かしい種類の「きゅん」な感じ。
まるでアルバムをめくるときのような気持ちです。
とは言っても、私はこの主人公たちのように、リアルに恋愛が充実していたわけではない。
それなのに“懐かしい”のは、描かれている日常が、気持ちのアルバムだからだと思います。
実体験だけではなく、少女時代の憧れも含めての。
ああ、こんな気持ち、私にもあったなあ。って。
いろんな「初めて」を夢見て、はちきれそうなぐらい、どきどきして。
ふわふわした恋が、ひとつずつ確かな形になっていくのは、その時期にしか味わえない感覚かもしれません。
少年少女特有の、恋の初々しさや、まどろっこしさが、自分にはもうないものだとわかっているからこそ、尊い!
#抱きしめたくなる!
若さを雑に笑い飛ばすのでなく、そっと寄り添い、見守りたいです。
そんなふうに感じるぐらいには、私の心の奥にも、柔らかい部分がまだあったんだな、と。
しみじみしながら、ときめきを楽しむのです!