「あなたは、応用力がない。」
昔、そう言われました。
【今日も、人生の点を打つ】
学校の成績表には、数学の応用問題が苦手だと書かれていました。
社会人になってからも、説明された仕事はできるけれど、
他の場面で、うまく応用することができませんでした。
仕事上では特に、
①気が利かない
②融通が利かない
③先を予測して動けない
という意味合いで、言われてきたように感じています。
――なのだけれども。
今、その3点が、そんなに不足しているわけじゃない気がしているのです。
応用力とは、
“すでに得た知識を使って、新たな事柄に対応する力”であるなら、
言われていた当時は、単に、知識と経験不足だったのでは? と。
飛び抜けて優れているわけではないにせよ、
自分の点――知識と知識、経験と経験、はたまた知識と経験を結びつけて、
さまざまに想像しながら、新しいことに挑戦して、対応しているわけだから。
子育ても、お仕事も、人間関係も。
別に「できない」「能力がない」ではないのだ、と。
#そのできないは
#手放していい
知らないだけ。
大人になって、たいがいのことができるようになったつもりでも、
存外、これが多いんだと思います。
知らないから、やらない。できない。
若者だった頃は、請わなくても教えてくれる人たちがいたけれど、
今は、自分から学ばなければ、わざわざ教えてはもらえない。
だからこそ“学ぶ”“体験する”を、よりいっそう心に置いて、
人生の点を打ち続けていきたいです。