先生ありがとう

長女の時代から知っている先生が、現在、小学校の校長先生になっています。

【先生ありがとう】

とても熱心で、ユーモラスな先生なのですが、実は私、ちょっぴり苦手だったのです。

「努力と根性で何とかなる」の、体育会系な強さは、

わが家の、学校に行けない時期の子どもとは、相性があまりよろしくなくてw

それがですね。

毎月、校長先生が発行されている学校便りに、

今月は、“9歳の壁”の話を、書かれていたんです。

(小4の壁、10歳の壁とも言われる、

その時期の子どもたちが、つまづきや劣等感を抱いたり、自己肯定感が持ちづらくなる現象。

と、先生ご自身が説明しておられました)

保護者へのお願いとして、

『結果だけを見ず、頑張ろうとした気持ちや、過程をほめてほしい』

とありました。

それを読んで、私と長女は、

「先生どうした! イメージ変わったね?」

「ゴーストライター!?」

思わず失敬な感想を抱いてしまったことを、どうか許していただきたい…。

#ごめんなさい

#誓って悪気はありません

でも、締めくくりに、

『一緒に努力することを伝えると、前向きな気持ちになれるはずです』

『(心配や不安は)まずその気持ちに寄り添うことが大切だそうです』

と綴られていたので、

「あ、紛うことなき先生本人だね」

嘘偽りない文章に、長女とともに、安心したのでした。

#はずです

#だそうです

その上で、

「先生すごいよね」

っていう話になりました。

娘の言葉を借りるなら、

「絶対的にそうと確信してはいないのかもしれないけど、

自分にとって“わからないもの”に、寄り添おうとする姿勢が、素晴らしいよね。

先生が、時代についていける大人でよかったよ」

と。

母はね…、その視点を持てるあなたが、素晴らしいと思うよ。

私たちの知る頃の先生からしたら、

理屈としてはわかるけれど、感情としては理解しがたいところ…

「何で頑張れないんだ」と感じるかもしれないところに、

歩み寄ってくださっていることが、すごくありがたいです。

時代や社会も変わるし、人も変わるんだよね。

親子で、実感した出来事でした。

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