思い立って8割を手放した、片づけの話をしたときに、
「そもそも、素直にやってみようと思って、動けるのはなぜなのか?」
という質問をいただいたので、ちょっと考えてみました。
【そんな主人公に、私はなりたい】
人生経験上、素直なほうが、うまくいったことが多いから。
というのは、あるかなあ。
思春期は、思春期らしく、ひねくれた記憶がありますw
社会人になってからは、
「私には飛び抜けた能力はないんだから、せめて素直に頑張らなかったら、いいとこないじゃん!」
と思っていたし、実際にそれで仕事から得るものが多かった。
働き出したのが、氷河期から回復の兆しが見えてきた頃だったかと。
就活でも、評価のふるいにかけられてきて、能力を買われて採用されたわけではない、と自分で感じていたから、
#その可否や正誤はさておいて
#当時の私にはそれが真実だった
せめて、自身の努力だけで、今すぐに発動できる“素直さ”は、失ったらだめだ! と信じていました。
#結果的に素直じゃない部分はまだまだあって
#今も楽しく解きほぐしてます
ただ、私の感覚では、社会人になって後天的に身につけたものばかり…
ではない気がしていて。
良くも悪くも、物事を額面どおり受け取るのは、子どもの頃からです。
#だんだん行動に結びついてきたのが
#たぶん社会人になってから
子ども時代の記憶を、探ってみると。
私、主人公の少女になりたかったんですよ。
童話の。小説の。漫画の。
みんなから愛されていて、苦難にも負けず、最後は必ず幸せになる。
で、そういう主人公って、たいがい“素直”だと思うんです。
よくよく考えれば誰だかわからない人の話を、疑わずに聞いちゃったり、
目の前にあるものを、うっかり触っちゃったりして、物語を進めていく。
恋愛ものだと、素直じゃない女の子なんかもいるんだけど、
素直になった瞬間、物語が動く。
「そんな少女に、私はなりたい」
根っこにある、主人公への憧れが、
“素直”に向かう、理由のひとつなのだと思います。
#その気持ちすっかり忘れてた
#掘り下げてみるのも楽しいな!