自分の人生の主導権を、自分で持つにあたって。
先に決めるか、後から選ぶか。の違いが、わかってきたお話です。
「引き寄せ」的感覚と、「認知行動療法」的感覚の、違い。
と言ったら、伝わりやすいかな。
【ごきげんに過ごす方法を選ぶ】
私、車の運転が苦手です。
なので普段は、信号のない大通りでは、右折しなくてすむ道を選びます。
遠回りになっても、左折で行ける道を通るようにしているのです。
しかし、ふと思いつきました。
「そうだ。私は今日、めちゃくちゃ運が良いことに決めよう!」
だからきっと、右折が上手にできるはず!
で、チャレンジしたら、たまたま車通りが少なくて、するっと右折できたんですね。
#3回中3回とも!
「運が良いから、スムーズに右折できた!」
これは、いわゆる“引き寄せ”にあたるものなのかな?と思うのですが…。
要するに、自分の前提、自分の設定を先にしておいて、後から証拠を探す。という方法。
前までは、逆だったんです。
最初に結果があって、それの解釈次第で、認識を変えていく方法。
今回の例でいうと、
「スムーズに右折できたから、やっぱり私は運が良い」。
そしてどちらの方法でも、もしもうまく右折できなくても、
「焦らずにすんだから、運が良い」
「運が良いから、安全運転できた」etc…
私は毎日ごきげんに過ごすほうがいいので、
“証拠”にしろ“解釈”にしろ、出来事に対して、運が良い意味づけを引っ張ってくることは、やるに違いありません。
それなら、どちらでもいいのでは? と思っていたのです。
が!
全然違う! 体感が、まったく違う!
最初に決めておくと、そしてそれが肚落ちしていると、安心感がすごく大きい!
今日、私は“自分の運の良さ”を信じることができたから、
気持ちに余裕をもって、安心してチャレンジできて、結果うまくいったわけで。
「上手にできた!」の自信にも、繋がったわけで。
もし後付けの解釈を選んだなら、もっと緊張していたかもしれないし、
そもそも右折に挑戦しようと思わなかったかもしれない。
先に決める。先取りする。視点を変える。前提を変える。
私がいちばんしっくりくる表現は、“前提をインストールする”なのですが。
自分の感情と行動を、大きく変えようと思うなら、
最初に決めてしまって、後で証拠を拾ってくるのがよさそう。
大きな変化が怖くて、ゆっくりと変えたいときや、自分ではどうにもならない、他人や自然現象のことを考えるときには、
起こったことの解釈を選んで、受容していくのがよさそう。
#どちらにせよ
#自己選択感と自己決定感は
#大事だと思った
今の気分は、
「新しいのをインストールしたら、機能が増えたな! 私!」
といったところですw