死んでも床にモノを置かない。(須藤昌子)

タイトルが、目を惹きますね。

「はじめに」で書かれているのですが、

「これをする」というルールを作り、増やしていくと、生活はがんじがらめになります。

(中略)

そうではなく、あなたがやっている生活で、「これはやらない」ということを決める。

すると、やることが増えるのではなく、やるべきことは減っていきます。

これ、実体験として、よくわかります。

住まいの綺麗を維持するために、「これをしなきゃ!」と思うと、自分にも家族にも、厳しくなりがちです。

「ちゃんと片づけて!」と毎日子どもたちを叱ったり、時間がない日や体調がすぐれない日も「やらなきゃ」と、落ち着けなかったり。

自分で自分を苦しくしてしまうので、何とかうまく、力を抜きたいなあと思っていました。

「やる片づけ」から「やらない片づけ」へ

書かれていることは、実際には、私が「やらなきゃ」「やろう」として行っていたことも、たくさんありました。

ただ、その行動を「やらない」という方向から捉えると、心持ちが変わってくるんですね。

たとえば「考える家事は、しない」という項目。

毎日の掃除を習慣化してしまう内容で、ルールとしては「ルーティン化する」のと同じように思うのですが…

それを「いちいち考えながらするのをやめる」と捉えると、毎日の負担が軽くなる気がします。

ほかにも、

  • 無理に減らさない
  • 思い込まない
  • 掃除はさぼらない
  • 生活の変化に持ち物を合わせる
  • 自分の理想をたまには抑える

などが、私の「やらなければ」に、よく対応しているように思います。

せっかく片づけをするのなら、軽やかな気持ちで、綺麗な家にしたいです。

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