バナナを逆からむいてみたら(アーチャン・ブラーム)

確か、昨年のことです。

長男がインフルエンザで出席停止になり、すっかり熱も引いた頃に「ポテト食べたい! 買ってきて!」と言われて行ったコンビニで、偶然見つけて買いました。

出席停止明けまでは、一緒に家にこもっていなきゃならないし、空き時間に読書でもしよう、と。

そうしたら、おもしろかった!

仏教のお坊さんの法話みたいなものなのですが、仏教特有の雰囲気は濃くなく、気軽に読めます。

好きな話はいくつもあるのですが。

大好きな母方のおばあちゃんを亡くしていた私には、

大切な人が亡くなって、姿が見えなくなっても、それは一時的なこと。

いつか自分も同じところに行って、また会える。

という19話が、そのときはちょうどよかったかな。

折りにふれて読むと、そのときどきの状況によって、いろんな話にハッとさせられますね。

道徳の教科書よりも、優しい空気感の本でした。

ちなみに…

これを読んでから、バナナを逆にむいてみたら、本当にパカッとむけました。

でも、子どもたちには「いっぺんにむけすぎて食べにくい」と言われてしまい。

結局、頭からむいています(笑)。

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