スクラッチアートに挑戦してから、約3ヶ月。
ようやく、完成しました!
削っているときは手元しか見ていませんでしたが、改めて全体を眺めると、綺麗。
なかなかの出来映えです。
ずっと同じ模様が続く図柄のため、「次は何色が出てくるのかな?」というわくわく感は、やや物足りなさがあり。
細かくて、終わる気がしなくて、しばらく放置していた時期もありました。
それでも、焦らずマイペースに、少しずつ進めて。
ついに、残り2花ほどまで来たのです。
最後の半分を削ったあたりで、「今日はもうやめようかなあ…」という気持ちが、頭をもたげます。
急がなくてもいいものだし、いつでもできるし、無理に頑張って楽しくなくなる必要は、まったくないのです。
――けれど。
やっぱり今日は、最後までやってみよう。
自分の意志で、何かひとつを作り上げたときの達成感を知っているから。
きっと、これが出来上がったら、すごく嬉しいから。
こうして、初めてのスクラッチアートが完成したのです。
この本のように、「やったあ! できた!」と、声に出して言ってみました。
爽快で、気持ちよかったです。
私には、何かをやり遂げた経験があって、その喜びを知っているからこそ、踏ん張れる力がついた。
もしもそれがなかったなら、好きで始めたことでも、最後まで取り組めなかったと思います。
「男の子の自己肯定感」にあった、「成功体験とは何かを克服すること」とは、こういうことかもしれませんね。
ならば、ぜひ我が子にも、そんな成功体験を積み重ねてほしいです。