実は私、その1。
ネギやたまねぎの、鼻にツンとくる独特の後味が苦手です。
長女を妊娠して以来、味覚が変わり、生では食べられなくなりました。
加熱して甘くなったものは、むしろ好きで。
煮込みネギや焼きネギ、揚げ物や鉄板焼きのたまねぎは、おいしくいただいています。
実は私、その2。
昆布やわかめ、ひじきなどの磯臭さが苦手です。
昆布巻きとかわかめの酢の物とか、無理なんですが…。
細切り昆布の佃煮や、ごはんにかけるもみわかめ、ひじきのふりかけなどは、逆に大好き。
素材そのものが苦手なのではなく、味つけや調理法の問題のようです。
さて、そんな私の元に、新たまねぎと新わかめが届きました!
どちらも「生で食べるのが、いちばんおいしい」と言われたけれど。
生は、無理です(笑)。
というわけで、みそ汁を作りました。
みそ汁のたまねぎやわかめは、好きでも嫌いでもなく…といった、無難なところ。
ところがどっこい、予想に反して、
「何これ! おいしい!」
たまねぎは甘く柔らかく、わかめは歯ごたえがあるのに磯臭くない!
いくらでも食べられそうです。
普段はあまりみそ汁を好まない長男も、おかわりしてくれたほど。
旬のものは、いちばんのごちそうだと言いますが。
自然が最適な時期に差し出してくれるものの旨みを、深く感じ入ったみそ汁でした。