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【note詩】まぶたの星

眠れない夜ゆるやかに目を閉じる まぶたの裏側に星がある 眠れぬ暗闇を怖がらなくてよいように 神さまがくれたまぶたの星 ...

【note詩】言葉の力を

美しさに息をのむたび言葉の無力さを 知る 澄んだ悲しみを見るたび言葉が無力だと思い知る それでも あなたに伝えたいことがある ...

【note詩】空を奏でる

秋空に ひとすじのひこうき雲が伸びている 細い線の上に いくつもわた雲が浮かんでいる 五線譜に描かれた音符たちのように ...

【note詩】灯火

ゆらめく水底にほのかに灯るひとつの光は 涙のなかの希望かもしれない 夜の向こうの安らぎかもしれない

【note詩】雨の音

今朝はキャンディみたいにはじける雨が降っていた。 ぱちぱちぱちと雨粒が傘を叩いてた。 傘の内側に手を当てたらぱちぱちぱちと音が...

【note詩】過去の音

あの日 閉じ込めた悲しみにいまも追いかけられている あのとき蓋をしたはずなのに音を立てて震え続ける もう一度 あの日の悲しみを...

【note詩】ここにいるよ

こぼれる涙が落ちないように細い指先を そっと瞼に添えてくれるひとが 自分が濡れるのも厭わずにあふれる涙ごと あなたを抱きしめてくれる...