100日後に死ぬワニ(きくちゆうき)

ちょっぴり気になっていて、買おうか立ち読みしてみようか悩んでいて。

悩んだまま、目に入ってくる機会が3回もあったので、これは読めということだな、と(笑)。

で、買ってきました。

あたり前が続く、100日間。

普通すぎるぐらい普通の日々の、4コマ漫画なのだけれど。

100日後に死ぬ=限りがある、とわかっているだけで、そのすべてが愛おしくて切なくなるのは、不思議ですね。

私たちは、必ず来る生の終わりを、普段はまったく考えていないんだなと、改めて感じました。

ちょっと意識するだけで、暮らしのすべてが、温かく大切な時間になるのに。

さくら」に引き続き、何でもない日常の幸せを、じんわり噛みしめる1冊でした。

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