コンビニで見つけた、お料理漫画です。
料理のできない主人公が教わるのは、初心者にもチャレンジしやすいレシピ。
おかずにご飯もの、簡単なおやつまで。
漫画ということと、なじみのある食材やメニューなので、味をイメージしやすく、おいしさの想像が広がります。
読書の休憩に、ちょうどいいボリュームと内容です。
私が好んで読む長編やエッセイなどは、集中力・理解力・想像力が常にフル稼働していて、それなりの時間も必要で。
たとえば、絶景を求めて進み続ける、登山みたいなものです(笑)。
けれど、ときには、近くの草っぱらでピクニックもいいじゃないか。
そんな感じで軽く読める厚さと、頭が休まる奇をてらわないストーリーが楽ちん。
おいしそうな料理にほっこり癒されるという、おまけつきの1冊でした。
料理に取り組む一生懸命な不慣れさと、恋の始まる初々しさが、ほどよいスパイスですね。
この自粛期間中に、ちょっと私も、作ってみようかなと目論んでいます。