久しぶりに、益田ミリさん。
彼女の漫画は、なぜだか定期的に読みたくなります。
「読書の息抜きに読みたい本」と銘打ちたい。
人生でいうところの、深呼吸をしたり、お茶を味わったりする、静かな息抜きです。
登場人物の中には、益田ミリさんやすーちゃんもいて、いろんな本が出てきて、それぞれの人生に本が添えられていて…。
ほっこり・しみじみ・ときめきを満喫したのですが、今作のイチ押しは、この言葉です!
毎月、給料日は、書店がいつもより込むことを、入社して初めて知ったとき
オレ、感動したんだよな
給料日に本を買いに寄る、コツコツと地道に働いている大人が、こんなにたくさんいるんだって
なんか、すげえいいなあって泣きそうになったんだよな
これ、本当にそう!
子どもの頃、読書は秘めておく趣味のような空気感の居場所が多かったので。
大きくなってから、本を好きな大人がこんなにいるんだなあ…と知って、感慨深かったのです。
書店員、やっぱり就職先としても、いいかもしれない。
次は何を読もうか、ますます楽しみが広がりました。