今日は、いつも読まないタイプの本を読みました。
【発見! ファーストクラス民宿(飯塚玲児)】
私、民宿推し! というわけでもないのですが。
なんとなく惹かれて、軽い気持ちでぱらぱらとめくっているうちに、いつしか真剣に読んでいました。
まさに「ふらりと旅に出かけたい」その先にある、民宿の雰囲気にハマります。
ちょっぴり隠れ家っぽくて、こじんまりした温かさがあって、ごはんの写真がまた豪華!
#うつみ農園さんのお米が届いた日に読み始めたので
#お米欲が高まる一方w
一流ホテルや旅館とは、確かに違う魅力が、これでもかと伝わってきました。
著者ご自身が、すべての宿に実際に泊まって書かれているので、本当に好きなんだなあ、と。
「お世辞にもお洒落とは言えない」「古めかしさは隠せない」などと書きながらも、
それを補ってあまりある愛情が、ひとつひとつの民宿語りに込められています。
お風呂と煙草と、ごはんとお酒が、もうめちゃくちゃ幸せそう!
まえがきの言葉どおり「旨い」「安い」「清潔で快適」なファーストクラス民宿を、眺めて楽しみました。
あまり読むジャンルではなかったのですが、こういうお宿を紹介する本、意外と好きかもしれない!
そういえば子どもの頃、家やマンションのチラシを眺めるのも、好きだったんですよね。
間取りや完成イメージ写真って、
「ここは私の部屋にして、あそこにこれを置いて…」
「玄関を入ったらこんな感じで…」
という妄想が広がるから、楽しくて。
こちらも同じで、著者の目線を通して、お宿を訪れた感覚が、鮮やかに想像できるので、わくわくしました。