花かんむりとホットサンド

私とホットサンド

ハムとチーズのホットサンドが、無性に食べたくなりました。

1枚はハムとチーズを載せて、もう1枚はそのまま焼いて、ぎゅっと挟んで作りました。

おいしかったけれど、ちょっと違う。

私が食べたいのは、具材をしっかり閉じ込めた、チーズがとろけてあふれ出すようなやつです。

…というわけで、悩みに悩んで、ホットサンドメーカーを買いました。

ガス火で焼ける、お手軽タイプです。

さっそく、ハムとチーズを挟んで焼きました。

実は初めて作ったので、6枚切りのパンでは厚すぎてうまく閉じなかったり、ちょっぴり焦げたりしたけれど…。

とろりと伸びるチーズが、これこれ! この味!

次は8枚切りでやってみようっと。

娘と花かんむり

「お母さん! これ、ドライフラワーにする!」

デイサービスで公園に出かけた長女が、花かんむりを作ってきました。

上手にできてる!

実はこれ、2度目の挑戦です。

綺麗に編んでいく先生を見て「うわあ!」と感動し、教えてもらったものの。

最初に作ったときは、思うようにいかなかったらしく、短い棒状のままでした。

「何か違うんだよね…」

腑に落ちない顔で持ち帰ってきたのですが、今回は「やりきった!」という満足げな表情でした。

ただいま吊るして乾燥中です。

小さな違和感を捉える

「ちょっと違うんだよね」という感覚を捕まえて、ホットサンドに挑戦した私と、綺麗に花かんむりを編み上げた長女。

やったことはまったく別ですが、「より求めている形に近づこうとする」という目的は、同じような気がします。

この「小さな違和感」は、以前に物を断捨離するとき、心がけたことでもありました。

人生や暮らしの質を高めるために、新しい挑戦をするために、自分にとっての幸せを見失わないために。

「あれっ?」と感じた隙間と向き合ったり、噛み合わせを直したりするのは、大事なことなんだなあ、と思ったのでした。

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