今年度、長男が小学1年生になったので、町内の子供会に入っています。
長女が入った頃は、お母さんがたに知った顔も少なく、気軽に話せる雰囲気ではなかったのですが。
長男と同級生のお母さんたちが入ったことで、今年はかなり楽しくなりました。
同じ立ち位置で話せること
楽しくなったことを自覚したのは、つい最近です。
うちの地区は、昔から子供会活動が盛んな方で、毎年冬には、全員参加で百人一首の大会に出ます。
いっしょうけんめい練習して、参加するのがあたり前な空気でしたが。
私はそこまで詳しかったわけでもないし、ほどよく楽しめる程度でいいんじゃないかな、という気持ちでいました。
ただ、ほかのお母さん方が熱心にやっている中で、それを口に出すことはできなかったのです。
それが今年は、長男の同級生のお母さんたちは、気心知れたお友達でもあるので、思ったまま話せるんです!
「そこまでビシッとやれなくてもいいし、強くなくてもいいけど、それなりに楽しんでくれたらいいかなー」
って、子供会の中で、初めて口に出せて、何だか肩の荷が下りた気分でした。
そういえば、こちらに引っ越してきた当時も、地域の行事や決まり事に対して、あたり前のように向かう旦那さんや義家族と話すときも、つらかったっけ。
私にとってはあたり前ではないし、理解できないのに、理解して当然だという前提で、すべてが進んでいくんです。
地域に慣れるにしたがって、解消された部分もありますが。
やはり、そもそもの前提や立ち位置の違いは、根強く感じます。
その違いも、受け入れてもらえれば、それでいいんです。
受け入れられずに「郷に入っては郷に従え」となっていくところに、つらさを感じます。
そういった地域活動のひとつである子供会で、同じ立ち位置で話せる相手がいるのは、すごく幸せなことなんだ、と気がつきました。
娘の友達関係を考えたときに、思ったことですが。
対等に話せることって、私にとっても、すごく気持ちのいいものなんですね。
学生時代の親友以来、忘れていた感覚でした。
これからは「私が対等だと感じていても、相手はそうではない」という事態にならないように。
配慮を忘れず、長くつき合っていきたいな、と思います。